牛海綿状脳症(BSE)への対応

平成29年2月8日更新

日本におけるBSE発生状況

 平成13 年9 月に我が国で初めてBSE が確認されて以来、と畜検査で22 頭、死亡牛検査で14 頭の合計36 頭の発生が確認されています。感染牛は、平成8 年生まれ(12 頭)、平成12 年生まれ(11 頭)の牛が多く、8 例目は23 ヶ月齢、9 例目は21 ヶ月齢の若齢牛で確認されています。なお、8 例目及び24 例目は厚生労働省の専門家会議の結果、非定型的なBSE と判断されています。
 我が国では、本病の徹底した防疫対策の実施により平成21 年を最後に新たな感染牛の摘発はなく、国際獣疫事務局(OIE) によるBSE ステータスが平成21 年5 月に「管理されたリスク」の国に、さらに平成25 年5 月には「無視できるリスク」の国に認定されました。

家畜保健衛生所が実施しているBSE対策

 家畜保健衛生所では、我が国で初めてBSEが確認された平成13年9月、直ちに緊急対策として都内の牛飼養農場全戸の立入検査を実施し、本病を疑う牛が都内にいないことを確認するとともに、本病のサーベイランスとして起立不能牛等のBSE検査を開始しました。

 平成15年4月からは、牛海綿状脳症対策特別措置法(BSE対策特措法、平成14年法律第70号)に基づく届出があった死亡牛全頭のBSE検査を実施しています。

 これまでに、死亡牛及び病傷牛、合計2,015頭(平成27年度末現在)の検査を実施し、全て陰性であることを確認しています。

死亡牛等のBSE検査

BSE検査対象

 1 死亡牛のBSE検査: 48ヵ月齢以上(平成26年度までは24ヵ月齢以上)の死亡牛全頭を対象に実施

 2 BSEサーベイランス: 起立不能牛や中枢神経症状を示す等により、家畜防疫員がBSE検査を必要と認めた牛を対象に実施

検査方法

 ELISA法によるスクリーニング検査を家畜保健衛生所で実施

 ELISA法で陽性を示した牛は、検査材料を国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構動物衛生研究部門(茨城県つくば市)に送付し、確定診断のための検査(ウエスタンブロッド法、免役組織化学的検査)を実施後、専門家で組織する国のプリオン病小委員会において患畜の有無が判定される。

死亡牛BSE検査体制

 1 対象地域: 東京都全域(BSE対策特措法第6条第2項ただし書きに規定する場合を除く。)

 2 受付日時: 月曜から金曜日の午前9時~午後5時45分(島しょ地域は午前8時30分~午後5時15分)

         休祝日が連続する期間や夏期は、長時間にわたり農場に牛死体を置くことを防ぐため、休日等の検査対応も行なっています。

 3 死亡牛の搬入場所: 家畜保健衛生所 青梅施設(青梅市)

             家畜保健衛生所(本所)

 4 BSE特措法第6条第1項の規定による死亡牛の届出(死亡牛の届出様式

東京都におけるBSE検査実績

BSE検査のための家畜保健衛生所青梅施設

BSE-ELISA検査

>家畜保健衛生所 肥飼料検査センターが実施しているBSE対策

  • 都内の飼料等製造工場への立入検査
  • 都内畜産農家の飼料の一斉鑑定
  • BSE関連販売業者立入検査

肉骨粉拡大写真(にくこっぷん拡大写真)

肉骨粉(光学顕微鏡 アルカリ処理 ×100)

(指導担当等・肥飼料検査センターの協同調査)

相談窓口のご案内

畜産営農技術に関すること電話番号
産業労働局農林水産部農業振興課畜産振興担当 03-5320-4842
中央農業改良普及センター 0424-65-9882
西多摩農業改良普及センター 0428-31-2374
南多摩農業改良普及センター 0426-74-5971
家畜保健衛生所肥飼料検査センター 042-524-6701
家畜衛生検査に関すること電話番号
産業労働局農林水産部食料安全課動物薬事衛生担当 03-5320-4845
家畜保健衛生所 042-524-8001