水産業振興プラン

「水産業振興プラン」(令和3年6月改定)

1 プランの内容

 東京の水産業の役割や、現状と課題を整理した上で下記4つの基軸を定め、持続可能な漁業の実現と水産業の競争力強化に向けた施策を展開していきます。

2 各基軸での取組内容

基軸1 資源の持続性に配慮した漁業の推進

 漁業経営への影響に配慮しつつ、キンメダイなど主要魚種の資源管理を重点的に推進し、持続可能な漁業の実現を目指します。また、海洋環境の変動に対応し、栽培漁業や漁場造成の展開を図っていきます。

基軸2 水産業の成長産業化に向けた取組の推進

 東京都が核となり、東京の水産業の将来を担う人材の育成を推進します。また、デジタル技術の導入などによる漁業の効率化や、東京産水産物のブランド化による競争力強化などにより漁業経営の安定化を図っていきます。

基軸3 多様なセクターとの連携強化による多面的機能の発揮

 積極的な情報発信により、東京の水産業に対する都民の理解を熟成していきます。また、新たなルールづくりにより、調和のとれた水面の利活用を進め、水産業の持つ多面的機能を一層発揮していきます。

基軸4 コロナ禍による市場変化への対応

 新型コロナウイルス感染症による経済的影響から東京の水産業を守るために、東京産水産物の販路・販売形態の多角化や、漁業の事業継続に必要な取組を支援していきます。

3 計画期間

 令和3年度から令和12年度までの10年間

4 水産業振興プラン ダウンロード

5 意見募集の結果

 本プランの策定に当たっては、令和3年4月30日から同年6月4日までの期間において、「水産業振興プラン(案)」に関して、広く都民の皆様のご意見を募集いたしました。お寄せしいただいたご意見と、それらに対する都の考え方は以下のとおりです。ご協力いただき、誠にありがとうございました。

お問い合わせ

産業労働局農林水産部水産課
03-5320-4848

PDFファイルをご覧いただくためには「Adobe Acrobat Reader」が必要です。
Adobe Systemsのサイトから無料でダウンロードできますのでご利用ください。

Get Adobe Reader